日通、国際物流の品代金立替えサービスを開始

日本通運は11月1日、ファイナンス子会社の日通キャピタル株式会社と共同で、国際物流取引に係る品代金の立替えを行うサービス、NEX-SOLUTION LOGI-PAYの販売を開始すると発表した。

海外に進出している日通の顧客には、日本から設備や部材を輸入する際、金融機関の審査や進出国での規制による問題などから、その代金を支払うための資金調達に時間と手間がかかるという課題を抱えているケースがある。

NEX-SOLUTION LOGI-PAYでは、日通が貨物の国際輸送を行うことに加え、日通キャピタルが顧客に代わり貨物の品代金を輸出者に支払うことで、海外に進出する顧客の資金調達に関わる負荷を軽減し、キャッシュフローの改善に貢献する。まずは国際輸送の仕向国について、インドネシア、中国向け輸送を対象にサービスの販売を開始し、順次対象仕向国を拡大する予定。