UDトラックス、クエスターをマレーシアに納入

UDトラックスは6月20日、昨年11月にマレーシアで発表した新興国向け大型トラック「クエスター」を同国で初めて納入したと発表した。

同国で初納入先となったのは、パーム油輸送中堅のKimMa社で、UDトラックスの現地販売パートナーである「タンチョン・インダストリアル・エクイップメント(TCIE)を通じて第1号車が引き渡された。KimMa社は現在、約200台保有するトラックのうち7割がUDトラックスの車両で、このほど15台のクエスターが納入された。

2013年8月にタイ・バンコクで世界発表した「クエスター」は、9月のインドネシアに続き、11月にマレーシアでも発売開始。また12月には中国で発表会を行った。マレーシアで販売する車両は東南アジアの生産拠点であるタイで生産されている。マレーシアの2013年の販売台数は約1,100台。今後、クエスターへの切り替えで同国での販売台数をさらに拡大する。