日立物流は、昨年12月23日に茨城県かすみがうら市の「土浦2期物流センター」の竣工式を実施し、1月下旬から稼働させることを発表した。
土浦1期物流センターは、1995年に開設し、メディカル関連や建設機械等の保管・配送拠点として運営されているが、今回、メディカル関連の客の事業拡大に伴い、輸送・保管中にも劣化しないように厳密な品質管理の確保を目的とした「医薬品の適正流通基準」であるGood Distribution Practice(GDP)に対応した物流センターを新たに開設するもの。
同センターは、全館空調設備(一部保冷庫)による温度管理、セキュリティー管理、ドックシェルター設置等、GDPに対応した仕様であるとともに、自家発電設備を設置するなどBCPの観点においても対応している。また次世代センター構想の実現に向けた様々なスマートロジスティクスの新技術の実装により、省人化・省力化・見える化を実現していく。