SBSロジコムは2月8日、銀座の「東急プラザ銀座」の館内物流業務を東急不動産から受託し、3月31日のオープンをめざして要員教育やテナントの出店に向けた搬入などの準備作業を開始したと発表した。
東急プラザ銀座は、銀座の新ランドマークとして国内外から注目を集めている大型商業施設。地下5階、地上11階、延床面積約1万5千坪の建物には格式高く最先端のトレンドを発信する125のテナントが出店。同施設における、宅配貨物の配達・集荷数は1日あたり約1000~2000個、搬出入の車両は200台前後と想定されている。これら不特定多数の搬出入車両が無秩序に出入りした場合、荷捌きスペースの不足、貨物用エレ ベータの混雑、セキュリティの低下など、さまざまなリスク対策が不可欠となる。
同社の館内物流サービスは、このような商業やビジネス集積地における大規模公共施設特有の課題を解決するために採用され、同社は現在、「大崎シンクパーク」、「参議院議員会館」、「中野セントラルパーク」、「二子玉川ライズ」の4か所で大規模な館内物流を受託、運営している。