日本通運、日本航空とe-AWB導入開始

日本通運(東京都港区)は7月18日、日本航空(東京都品川区、JAL)とシンガポール向け貨物についてe-AWB を導入することで合意し、同日に日本通運本社で調印式を実施した。

e-AWB とは AWB(航空運送状)の電子化により紙媒体で行っていた事務作業の効率化と紙使用量の大幅削減を目指すもので、全世界的に取り組まれている。

日本通運とJALは今年に入り、各々が国際航空運送協会(IATA)と「Multilateral e-Air Waybill Agreement」を締結し、その後トライアルを重ねてきた。調印式ではe-AWB運用の合意を確認し、7月28日の JL711便(成田シンガポール線)からe-AWBの運用を開始する。

日本通運と JAL は今後、e-AWBの導入路線を順次拡大を予定している。