カンボジア日通は、カンボジアのプノンペン経済特別区に新倉庫を建設した。同社では、同地域での航空・海運フォワーディング、国内販売物流、製造物流、クロスボーダートラック輸送、空調施設を利用した保管・配送など、客の物流ニーズに応えるため、拠点の新設を決定した。
同国では、国民所得の上昇により個人消費が伸びており、今後は消費財の輸入や国内物流・倉庫保管の需要が高まると見込まれている。 プノンペン経済特別区は、首都プノンペン市内から18キロ、プノンペン国際空港から8キロ、主要港であるシアヌークビル港に繋がる国道4号線に面した、物流拠点として好適な立地にあり、日系企業を含め約90社が進出している。
また同経済特別区は、大メコン圏の南部経済回廊上に位置し、タイ・バンコクとベトナム・ホーチミンをつなぐ物流の戦略地域としても注目され、物流需要が今後さらに高まっていくと期待されている。