プロロジスは、同社で運営中の物流施設「プロロジスパーク茨木」が「おおさか環境に優しい建築賞」を受賞し、2月6日に大阪府庁で授賞式が行われた。
プロロジスパーク茨木は、2016年9月に大阪府茨木市に竣工した延床面積約19万平米のマルチテナント型物流施設。ニトリグループの物流を担うホームロジスティクス(北海道札幌市)、ヤマトシステム開発(東京都江東区)、水岩ファッションサービス(兵庫県神戸市)などが入居し、稼働率は100%となっている。
このほど受賞したのは「商業施設その他部門賞」。審査講評として「先進の物流システムを具現化した大規模な倉庫建築であり、外皮の断熱性を高め、全館LED、調光システムを採用するなど、省エネルギー性が高く、屋根面で2MWもの太陽光発電を行うグレードの高い物流施設である。また高台の立地を活かした眺望の優れた休憩スペースや、将来の分割使用に対する配慮など、建築デザインとしても優れており、地域の自生樹木や環境条件に応じた多様性ある植栽など自然保全への取り組みも評価できる」と評価された。
同施設は、環境関連の認証としてCASBEEのSランク、BELSの5つ星認証を取得している。