メキシコシティ空港内外に事務所開設で航空輸送のオペレーションを自営化/郵船ロジスティクス

郵船ロジスティクスは7月14日、同社メキシコ法人がメキシコシティ空港内外に2つの事務所を開設し6月1日に稼働したことを発表した。空港の最前線に拠点を置き、航空輸送のオペレーションを自営化することで競争力のある運賃仕入れと輸出入貨物へのきめ細やかな輸送管理を実現する。

自動車産業の成長著しいメキシコでの輸送管理ニーズの高まりをうけ、この物流需要に対応するため、メキシコシティ空港の保税区域内に航空輸入事務所を開設し航空輸送のオペレーションを自営化した。これまで代理店を通じて行っていたが、自営化することで空港上屋内での貨物状態の確認や、通関へのきめ細かな対応、トラック積み込み時の立ち会いなど各種輸送管理をスムーズに実施する。

また、空港外に航空輸出事務所を開設。代理店を通じて手配していた航空会社との運賃交渉や航空運送状の発行を自社手配に切り替えることで、競争力のある運賃の仕入れと高品質な輸送オペレーションを提供する。