日通、福岡市中央区の福岡警送事業所が竣工

日本通運は、福岡市中央区で建設を進めていた福岡警送事業所がこのほど竣工し、2月13日から営業を開始した。同拠点は旧来の約4倍の床面積を有し、現金物流のトータルサポートサービスである「キャッシュ・ロジスティクスプラットフォーム」の提供に適した各種設備を導入した。

キャッシュ・ロジスティクスとは、設定便、現金計算整理、メール仕分け、用度品入出庫管理、ATMのカセット精査・資金管理・カセット準備、重要書類保管など金融機関をサポートする業務を一括して提供するサービス。同社では、今後も客の業務効率化に寄与する「キャッシュ・ロジスティクス」を全国で展開し、金融機関各社のコスト削減、リスク低減のサポート体制を進めていく。

【施設概要】
名称:九州警送支店 福岡警送事業所
所在地:福岡県福岡市中央区那の津五丁目9番13号
土地面積:5,727.86平米
延床面積:7,484.89平米
構造:鉄骨造 地上3階塔屋1階
防犯設備:入退室管理装置、監視カメラ、金庫室入退管理は複数名による指静脈認証
BCP対策 :自家発電機260kVA
主要設備:パレット電動移動棚、電動リフター、大型両替金作成機ほか金銭処理効率化機器各種
付属設備:自家給油所(軽油30KL)、駐輪場