フェデックス子会社のフェデックスエクスプレスは2月21日、ジャイアントパンダ「バオバオ」を米国から中国に輸送するサービスを提供する。
同社はスミソニアン国立動物園と協働し、ワシントン・ダレス国際空港から中国・成都までノンストップの直行チャーター便で、パンダを輸送する。バオバオは2013年8月にスミソニアン国立動物園で生まれた。バオバオは、フェデックスが用意した特別なコンテナに収容され、特別な塗装が施された777型貨物輸送機、別名「フェデックス・パンダ・エクスプレス」で輸送される。
フェデックス エクスプレスは、バオバオの空輸サービスを提供するだけでなく、ワシントンD.C.における陸送および後方支援も提供する。例えば、スミソニアン国立動物園から空港までバオバオを運ぶため、特別な車両を使用。パイロットとドライバー、そしてオペレーション・スペシャリストはフェデックスで最も経験豊かなチームメンバーの中から、バオバオの輸送のために選抜した。同社はこれまで、ジャイアントパンダの輸送に6回成功している。