日本通運は4月17日、東京都江東区新砂に地上5階建、延床面積約15万平米の同社最大級の物流施設、新東京物流センター(仮称)を建設すると発表した。
建設予定地は、東京都心から約10km、首都高速湾岸線新木場ICまで約2kmの距離にあり、関東一円へのアクセスが容易なほか、主要高速道路、東京港、成田空港、羽田空港にも直結、国内物流はもとより国際物流拠点としての活用も可能な恵まれたロケーションにある。
同社は、同地を1984年からペリカン便、アロー便のメインターミナルとして運用してきたが、宅配便事業のゆうパックとの統合、アロー便の特別積み合わせ事業を行っているグループ会社日通トランスポートへの移管により、自動車ターミナルとしては使用しないことになった。 その結果、所有地全体の有効活用が可能となったこと、陸・海・空あらゆる輸送モードに対応できる同社の強みが生かせる立地であることや、輸入貨物などの増加に伴い高付加価値の物流施設へのニーズが見込まれることなどから、多機能型物流施設を建設することとなった。