日本通運は3月12日、メキシコとブラジルの現地法人がメキシコからブラジルへの発着一貫責任体制による海上混載輸送サービスを3月1日から開始したと発表した。
同混載サービスは、メキシコ日通のメキシコシティ、シラオ、アグアスカリエンテス、ケレタロ、グアダラハラ、モンテレイの6拠点で受託し、リオデジャネイロ港とサントス港にあるブラジル日通にて引き渡すもので、発地、着地ともに自社スタッフによる作業を行い、高品質な輸送サービスを提供する。
ブラジルでは貨物によっては事前に輸入ライセンスの取得が必要な場合があり、その手続きの不備により輸入許可を得られず輸送の遅延などが発生することがあるため、日通グループは申告書類の事前確認システム「グリーン・ライト」をどの混載輸送サービスに加えることで、着地での手続き上のトラブルを解消し、安定した輸送サービスを可能にした。