佐川急便、ヒト型ロボット「Pepper」を活用

佐川急便は9月19日から、ソフトバンクロボティクスのヒト型ロボット「Pepper」を、東京駅構内にあるサービスセンターの接客に活用する新たな取組みを開始した。

同社では観光地などにおける接客をより親しみやすいものにするため「Pepper」を活用。サービスセンターで提供するサービス内容について案内するほか、東京駅構内の店舗や道案内も行う。ロボットの名前を「世界中のみなさまが幸せになるように」という祈りを込めて「HAPPY」と名付け、旅の思い出づくりに「HAPPY」と記念撮影が行えるほか、「HAPPY」が撮影した客の写真をスマートフォン等で見ることができる。

佐川急便は政府の促進している訪日外国人旅行者の満足度向上に向けた「手ぶら観光」に賛同しており、同サービスセンターにおいても、多言語対応が可能なスタッフを配置するなど、外国人旅行者にきめ細かいサービスを提供。今回導入した「HAPPY」も日本語と英語での対応を可能とし、同サービスセンターを訪れる人々にエンターテイメント性を交えた快適なおもてなしを提供する。佐川急便では今後も「手ぶら観光」を行っている拠点を中心に「Pepper」の導入を見据えている。