佐川急便、10月1日からピンクリボン運動を展開

佐川急便は、乳がん月間の10月1日から1ヵ月間、全従業員約5万人がピンクリボンをデザインした佐川急便オリジナルワッペンを着用し、客や地域住民へ乳がんの早期発見早期治療における啓発を促す活動を展開する。

乳がんは女性のがんの中でもっとも多く、現在、日本では12人に1人が乳がんにかかるとされ、罹患率も増加傾向にある。しかし、乳がんは早期発見と治療により90%以上の人が治癒するといわれている。同社では、乳がんの早期発見の大切さをより多くの女性に伝えるため、2005年からさまざまなピンクリボン運動を展開し、今年で11年目を迎える。

今回のピンクリボンワッペンを着用しての啓発活動のほか、女性従業員および男性従業員の配偶者を対象に、8月からマンモグラフィを搭載した検診車による「さがわ乳がん検診」も展開している。全国の医療機関の協力を得て、44ヶ所の佐川急便営業所を検診車が巡回し、従業員が職場で勤務時間中に受診できる環境を構築。さらに、佐川急便従業員以外の人も一部地域での受診が可能となっている。