横浜ゴムは、小型トラック・バス用リトレッドタイヤとして耐摩耗性重視型リブタイヤ「LT151R(エルティー・イチゴーイチアール)」と氷雪上性能重視型スタッドレスタイヤ「iceGUARD iG91(アイスガード・アイジーキュウイチ)」を10月に発売する。
発売サイズは205/85R16 117/115Lと195/85R16 114/112Lの2サイズで今後順次サイズ拡大を図る予定で、価格はオープンプライス。リトレッドタイヤは使用済みタイヤのトレッド部分を新しいトレッドに張り替えて再利用するタイヤで高い環境保全効果が期待でき、運輸・輸送業界では燃料費などコストの削減と、地球温暖化防止など環境経営のレベルアップが課題となっており、リトレッドタイヤの需要が高まっている。
今回発売のリトレッドタイヤ「LT151R」と「iceGUARD iG91」は、新品タイヤのオリジナルパターンと同様のトレッドを採用。「LT151R」は「Lライトニンググルーブ」「高剛性4本リブ」「ステルスサイプ」などにより優れた耐摩耗性能に加え、操縦安定性やウェット性能を高いレベルでバランスさせている。「iceGUARD iG91」は「高密度サイプ配置」「ピラミッドサイプ」「千鳥配置ブロック」「4本ストレートグルーブ」がエッジ効果や排雪・排水性を向上し、氷雪上性能を十分に確保。また、転がり抵抗を低減することで省燃費性能も高め、安全性とコスト削減に貢献する商品となっている。