日本郵船、新造LNG運搬船の命名式

日本郵船は9月11日、三菱重工業(東京都港区)に建造発注した新造液化天然ガス(LNG)運搬船の命名式を同社の長崎造船所で行った。式典では、東京電力の佐野敏弘代表執行役副社長が「パシフィック アルカディア」(PACIFIC ARCADIA)と命名、ご令室による支綱切断を行った。同船は竣工後、15年間にわたりエルエヌジー・マリン・トランスポート(東京都墨田区)の運航管理の下、東京電力向けに投入され、主にパプアニューギニアからのLNG輸送に従事する予定。

船名のアルカディアには「楽園・理想郷」という意味があり、一般的にパプアニューギニアは南国の楽園というイメージがあることに加え、同国の国鳥である極楽鳥(Bird of Paradise)のParadise(楽園)から「パシフィック アルカディア」と命名された。