SBSロジコムは、6月10日・11日に開催された「アジア・シームレス物流フォーラム2015」(流通研究社主催)のセミナーで、同社営業本部次長による「館内物流サービス」をテーマにした講演を行った。
講演テーマの館内物流は、大型オフィスビルや商業施設へ出入りする多くの不特定搬出入車両によって発生する、周辺地域の交通渋滞、セキュリティー問題、荷捌き場所の混乱、エレベータの混雑などといった課題を解決するソリューション。 セミナーでは、限られた荷捌きスペースで最大の効果を発揮するため設計段階から物流目線の動線づくりが重要であることや、竣工・引き渡し・開業・安定稼働までプロセスごとに 運営内容が異なることなどを「タスカルシステム」の特長とともに説明。
同社では、現在、都内4か所の大規模施設で館内物流サービスを提供し、このうち、大崎ThinkPark Tower、二子玉川ライズ、中野セントラルパークの3つの事例については同社ホームページに掲載されている。