日立物流は3月19日、経済産業省が主催する「ダイバーシティ経営企業100 選」に選定されたと発表した。
「ダイバーシティ経営企業100 選」とは、経済産業省が、女性、外国人、高齢者、障がい者など多様な人材を生かすことでイノベーションを生み出し、価値創造につなげている経営を行っている企業を選定し表彰する制度。今回は、52社が選ばれた。
日立物流グループは、ダイバーシティ推進を重要な経営戦略の一つと捉え、2012 年に設置された「ダイバーシティ推進センター」が中心となり、多様な人財の活躍による全従業員の総戦力化に取り組む。
「女性の活躍推進」に向けては、2013 年度に「女性活躍推進数値目標(KPI)」を設定し、男性管理職も参加する女性管理職研修の定期開催や、ポジティブアクションの推進など、従来からの施策の継続と充実化を図っている。グループ会社社員や外国籍社員といった多様な属性やパーソナリティを持つ人財の活躍推進に向けては、2008年度からMDP2 研修を実施し、価値観や意識の共有化を図るなど、 ダイバーシティの推進に努めている。