日本通運は、京都府舞鶴市に舞鶴国際埠頭倉庫を建設し、10月8日に竣工式を行った。同社は、北東アジア、ロシアとの物流の将来性、舞鶴港を起点とした環日本海の航路の充実を見据え、同港への顧客誘致、貨物集約を推進するため、舞鶴国際埠頭に倉庫を新設することを決定し、2014年2月から建設を進めていた。舞鶴国際埠頭倉庫では、主に原料、燃料や一般貨物など舞鶴港を利用した輸入、移入貨物の入庫、保管、管理、出荷、工場までの輸配送等の業務を行う予定。
また、舞鶴港の活用は、BCP機能として阪神港を中心とした従来のサプライチェーンの代替ルートとしても期待されています。舞鶴港は、関西経済圏における日本海側の唯一のゲートウェーとして、また北東アジアおよびロシアとの窓口として注目されている。京都府は、舞鶴港の機能の充実、強化と周辺の道路網整備を進め、県北部エリアと京都府全域の連動を推進して、京都府全体の活性化を図る。
【施設内容】
名称:日本通運株式会社舞鶴支店舞鶴国際埠頭倉庫
所在地:京都府舞鶴市下安久1035
敷地面積:13,626.59m2(4,122.04坪)
用途地域:工業地域、臨海地区