日野自動車、第11回新機械振興賞を受賞

日野自動車はこのほど、中小型ディーゼル車用の排出ガス後処理システム「新DPR」の開発で、第11回新機械振興賞「経済産業大臣賞」(一般財団法人機械振興協会)を受賞した。

新機械振興賞は機械工業において優秀な研究開発と、その成果の実用化によって機械工業技術の進歩・発展に著しく寄与した企業や研究開発担当者を表彰するもので、経済産業大臣賞は、その中でも特に優秀と認められる業績に授与される。

尿素を必要としない中小型ディーゼル車用NOx、PM後処理システムの「新DPR」は、車両走行用の燃料である軽油を用いてNOxを低減し、PMはフィルターによって捕集することでNOxとPMを同時に低減させることが可能。