丸全昭和運輸、マレーシアに合弁会社設立

丸全昭和運輸は12月14日、マレーシアの物流事業者シーハップ・グループ子会社のエスエイチ・グローバル・フレートと合弁会社を設立したことを発表した。

同社は、中期経営計画の重点施策としてグローバル物流事業の売上げ拡大を掲げるが、今回、日系メーカーの多い同国ジョホール州に新たに拠点を設立し、国際複合一貫輸送サービス、フォワーディングサービス、機工サービス(機械の移設・据付)における同社ネットワークを更に強化するとともに、周辺国へのクロス・ボーダー・トラッキングなどASEAN地域における新たな物流サービスの提供を目指す。マレーシアでは、2015年末に予定されているASEAN経済統合、また、この度大筋合意となった TPP(環太平洋パートナーシップ協定)により、今後も物流需要の増大が予想される。