郵船ロジスティクスは6月24日、食品を主なターゲットとした保冷混載トラック輸送サービスの開始を発表した。ベトナム・ホーチミン–カンボジア・プノンペン間でサービスを開始。今後はインドシナ半島のコールドチェーン構築に向け拡大をはかる。
これまで食品などの貨物を冷蔵で陸上輸送する場合、リーファートラックを利用することが多く、貨物が小口であってもトラックをチャーターしなければならなかったり、十分な貨物が集まるまで輸送を延期しなければならないなど、コスト面、スケジュール面で課題があった。
これを受け、同社はリーファートラックによる混載での保冷輸送サービスを販売開始し、混載輸送、輸送コストの削減、柔軟なスケジュールでの引き受けを可能にしたほか、遮熱シートを貨物に装着することで、外気温の影響を極小化し鮮度維持を可能にした。