日本郵船はこのほど、メキシコの完成車物流会社のCSIグループに30%の出資を行い、同社事業への参画を開始した。東京都千代田区の同社本店ビルで行われた調印式には、CSIグループのレオン・アントニオCEOと同社の工藤泰三社長らが出席した。
メキシコでは自動車産業の集積地として、完成車輸出が年々増大しており、自動車メーカーによる工場の新設や増設が計画されているなど、今後も大きな成長が見込まれてる。 同社は、このメキシコの旺盛な輸送需要に対応するため、完成車内陸物流に強みを持つCSIグループと共同で、内陸物流から海上輸送までの総合的な輸送サービスを顧客に提供していく。