近鉄エクスプレス、インドで輸入者代行サービスを開始

近鉄エクスプレスは5月14日、インド現地法人がインドにおける輸入者代行サービスの提供を開始したと発表した。

インドでは、外資系企業が現地法人を設立し、貨物の輸出入業務を正式に開始するまでに長い準備期間を要する傾向がある。輸入者となるには事前に輸出入者コード(IEC)の取得やSVBの承認などが必要となり、SVBの承認を受けるまでは追加の関税が課されることもある。

このような状況の中、KWEインドは業務提携先のGati社の子会社Gati Import-Export Trading Ltd.(以下GIETL社)が、顧客に代わって輸出者への代金送金などを行い、輸入者となることで、インドにおける輸入業務の代行を行う。同サービスは、設立準備中や申請受理までといったスポットでの利用から、インドにおける販売代理店として長期的な利用まで幅広いニーズに対応する。