日本通運のロシア現地法人は、12月19日にロシアのウリヤノフスク市に「ロシア日通ウリヤノフスク営業所」を開設した。モスクワ、サンクトペテルブルグ、ヤロスラブリ、トリアッティ、ウラジオストク、イジェフスクの拠点に加え、7番目の営業所となる。ロシアでは、日欧の自動車メーカーが今後の増産を計画しており、それに伴い部品メーカーが進出するなど、物流ニーズが高まっている。
ウリヤノフスStrong bright redク市はモスクワ市の南東約900kmに位置する自動車産業、航空機産業の集積地で、今年は日系自動車部品メーカーが操業を開始し、今後はタイヤメーカー等の進出が決定している。ウリヤノフスク営業所には、高度化する顧客ニーズに対応するため、物流業務の経験豊富なロシア人スタッフ2名を常駐し、日通の海外ネットワークを駆使したトラック・海上・航空・鉄道による総合物流サービスをコーディネートし、現地における輸出入通関業務をサポートする。