日本郵便とEストアー(東京都港区)は2月20日、Eストアーが提供する通販システム「ショップサーブ」に日本郵便の「コンビニ・郵便局窓口受取サービス」機能を実装し、2019年2月20日から提供を開始することを発表した。
インターネット通販が増加する一方、荷物を配達しても不在再配達となる件数は依然として高い水準にあり、再配達に要する労働力やCO2の排出量問題などが社会問題化している。また、客のライフスタイルの変化に伴い、荷物の受け取り方に対するニーズは多様化し、そのニーズに応えることができるサービス拡充の重要性が高まっている。
このほど両社は、不在再配達削減、インターネット通販を利用する客の利便性向上を目的に、相互のサービスを連携する。 ショップサーブを利用しているインターネット通販で商品を購入した場合、コンビニエンスストアや郵便局など、全国約53,500カ所の拠点で受け取ることができるようになる。
インターネット通販事業者は、「好きなときに好きな場所で受け取りたい」という消費者ニーズに応えられるようになるため、購買促進が期待できる。また購入者が受け取りやすくなるため、返品率削減の一助にもつながるほか、不在再配達の削減による労働負荷の軽減、CO2の排出抑制効果も期待できる。