福山通運はこのほど、リトアニア共和国に本社を置くUAB ホップトランス ロジスティクス社と業務提携を行った。
今回の業務提携は、ヨーロッパと日本を含む東アジアにおける様々な物流ニーズに対応するため、リトアニア共和国を物流ゲートウェイとした物流システムを両社で構築することで、福山通運はヨーロッパ向け貨物の取扱いを、ホップトランス社は日本を含む東アジア向け貨物の取扱いを本格化させることを目的としている。
さらに両社は、物流サービス・IT 分野などにおけるノウハウや強みを相互に活用することや人事交流の実施により人材の育成に努めることなど、両社の事業基盤の強化を目指す。今回の業務提携には、経済分野に加えて日本とリトアニア共和国との文化面や学術面での交流を教育機関などとの連携により推進していくことも含まれている。同社は小丸成洋社長が、2017年1月30日に在福山リトアニア共和国名誉領事に就任して以来、日本とリトアニア共和国との友好親善の促進に努めている。