カトーレックはタイに新物流センターを開設し、2018年8月1日から営業を開始した。同社は2011年に初の海外物流拠点をタイに設立し、ディストリビューションセンター(DC)事業を行っていた。
今回竣工した新物流センターでは、DC事業、検品・組立等の流通加工事業、輸送用スチール梱包枠の設計・製造事業をさらに拡大する。延床面積は約 2万6,000 平米となり、以前の物流センターの約5倍の面積となる。
入居するアマタシティーチョンブリ工業団地は、タイ最大の工業団地で、首都バンコクと主要港レムチャバンの中間に位置する。周辺地域は、自動車産業の集積地であるほか、金属製品や化学など、幅広い業種の企業が存在している。また、医療・航空・ロボットなどハイテク産業界の投資が期待される地域でもある。新物流センターの開設により、タイにおける旺盛な倉庫需要に応えて、今後も更なる業容拡大に着手する。