日本GLP、兵庫県神戸市で「GLP六甲III」を開発

日本GLP(東京都港区)は、兵庫県神戸市で延床面積約32,000平米のマルチテナント型物流施設「GLP六甲III」の開発を行うことを発表した。総開発コストは約60億円で、2018年9月に着工、2019年9月に竣工予定。

施設は、地上4階建てで、最大3社が入居可能となっており、3分割した1階部分と併せてそれぞれ2~4階部分をワンフロアずつ利用することで2層使いが可能。また汎用性の高い施設設計により、入居企業の細かなニーズにも柔軟に対応していく。特に1階は内柱を鉄筋コンクリート造、梁を鉄骨造としたハイブリッド工法を採用し、ブレースがなく、機能性向上と自由度の高いプランニングが可能な施設となっている。

加えて大型シーリングファン「ビッグアスファン(Big Ass Fans)」の設置など快適性の高い労働環境も提供する。「GLP六甲III」は、阪神間湾岸部の六甲アイランドで、兵庫県CGハザードマップで災害の際、浸水しない想定の立地に建設予定で、神戸港に隣接、大阪と神戸へのアクセスが可能な阪神高速道路5号湾岸線「六甲アイランド北」ICから約2.7キロに位置する。