郵船ロジスティクス、マレーシアでコールドチェーン新会社設立

郵船ロジスティクスは、同社マレーシア法人のTASCO社が同国でコールドチェーン事業を展開する子会社のTYGC社を設立したことを発表した。

TASCO社は、アセアン域内での生鮮品を含む食料品、飲料、医薬品等の品質を維持した三温度帯輸送・保管の需要の高まりを受けて、マレーシア国内でコールドチェーン事業を展開する業界売上2位のGCT社と同10位のMCCL社を買収する契約を昨年1月に締結した。その後、手続きを進め、GCT社は昨年7月に、MCCL社は今年6月初旬にそれぞれ買収を完了した。

今回TASCO社はコールドチェーンサービスの更なる拡大を図るため、事業を一元管理する子会社TYGC社を設立し、GCT社とMCCL社を傘下に置いた体制での運営を開始した。