日本通運の現地法人、ブラジル日通は、サンパウロに続きリオデジャネイロでも自社での通関業務を開始した。
ブラジルでは複雑な通関法規、頻繁に行われる法改正、頻発する税関ストライキなどの事情により、通関の遅延が発生しやすいことが客のロジスティクスにおける大きな障害になっている。
ブラジル日通では、このほどリオデジャネイロ支店に新たに通関対応スタッフを配置し、リオデジャネイロ空港や港での輸出入通関業務ならびに検査時の税関対応を行う。これにより、通関時トラブルの対応や、不明瞭な通関状況に対し、情報を正確・迅速に提供することが可能になる。
また、WEB上で通関状況の照会ができるモニタリングシートの自動配信サービスがリオデジャネイロ通関分にも適用となり、従来リアルタイムで確認できなかった通関状況の「見える化」を実現した。