ヤマト運輸、山形県・ANA総研と連携協定

ヤマト運輸は山形県とANA総合研究所(東京都港区)と、山形県庁で「県産品の国内外への販路拡大に向けた連携協定」の締結式を行った。

三者は連携協定を締結したことで、それぞれが有する資源やノウハウを有効活用することにより、山県内の生産者や事業者に対し、国内はもちろん、海外展開に有益な販売ルートを提供するなど、県産品の販路拡大を図る。ヤマト運輸とANAグループは、国内の輸送リードタイム短縮に加え、沖縄国際物流ハブを基点としたアジア圏へのスピーディーかつ高品質な輸送ネットワークを構築し、日本全国の「旬」の食材を、鮮度を保ったままアジア圏へ届ける「産直・お取り寄せモデル」の実現に向けて取り組んでいる。

国際間の小口保冷輸送サービス「国際クール宅急便」などの輸送サービスを通して、高品質な県産品を鮮度を保ったまま海外まで届けるほか、生産者や事業者が海外とのビジネスを積極的かつ安心して展開できるよう、輸出支援セミナーの開催や輸出時に必要な書類の作成などのサポートを行い、海外販路の拡大を支援する。さらに、庄内空港を活用した新たな輸送スキームを構築し、国内外への輸送リードタイムの短縮を図る。