横浜ゴム、ジャパントラックショー2016に出展

横浜ゴムは9月1日から3日間、パシフィコ横浜で開催される日本最大級のトラック関連総合展示会「ジャパントラックショー2016」に出展する。ジャパントラックショーは1984年から開催されていた「東京トラックショー」をリニューアルし今年初開催となる。

今年はトラック、架装、トレーラーや部品・用品メーカーなど約120社の出展と5万人の来場者が見込まれる。同社は「次世代」をテーマに安全性、経済性、環境性に貢献するタイヤとサービスを紹介し、運輸・輸送業界での存在感を示す。タイヤ商品では大型トラック、トレーラー、バス用の超偏平シングルタイヤを参考出品する。超偏平シングルタイヤは従来一軸で片側2本必要だったリアタイヤを1本にできるため、軽量化による燃費向上や省資源に寄与するほか、積載スペースの拡大によって積載効率を高めることが可能になる。サービスではタイヤ個別のコンディションや運行履歴、点検状況などを一元管理することで安全性が高く、無駄のないタイヤ運用とタイヤ管理・メンテナンスの省力化をサポートするタイヤ個体管理サービスのコンセプトを紹介する。併せて同サービスの構成要素のひとつであり、タイヤの空気圧とタイヤ内空気温度をリアルタイムで監視する空気圧モニタリングシステム「HiTES(ハイテス)」の新型プロトタイプを展示する。タイヤ個体管理サービスは、専用アプリによってスマートフォンやタブレットでも必要な情報を確認することが可能で、ブースでは体験デモンストレーションやムービーを用意し先進性や優れた利便性をアピールする。