郵船ロジスティクス、カンボジアで通関ライセンスを取得

郵船ロジスティクスは2月26日、カンボジア法人が2月10日にカンボジア財政経済省から通関ライセンスを取得したと発表した。カンボジア輸出入における自社通関業務を、プノンペン本社、プノンペン空港事務所、シアヌークビル事務所の全拠点から行えるようになり、利便性の高い通関サービスの提供が可能となった。

これまで同社の通関業務は、ライセンスを保有する協力会社により手配されていたが、このほど通関業務を自営化したことで自社コントロールが可能になり、よりスピーディーかつ透明性の高い通関を実現した。また、通関ライセンス保有者のみに認められるUNCTAD(国連貿易開発会議)が開発した電子税関システム「ASYCUDA」と、個別の端末から直接税関システムへ入る「DTI」への登録も完了しており、ハード面での体制も構築した。