商船三井は、日本郵船や川崎汽船などアジア・欧州を代表するコンテナ運航船社5社と共にアジア/欧州・地中海航路、アジア/北米西岸・東岸航路、大西洋航路、アジア/中東航路といった東西航路にて新たなアライアンス「ザ・アライアンス“THE Alliance”」を設立することで基本合意した。
新アライアンスの最初の合意期間は5年で、2017年4月頃からのサービス開始に向け、各関係当局からの承認取得を含め、今後必要な諸手続きを行う。ザ・アライアンスは、商船三井(日本)、日本郵船(日本)、川崎汽船(日本)、韓進海運(韓国)、Hapag-Lloyd(ドイツ)、陽明海運(台湾)の6社で構成され、合計で620隻以上の船隊を運航し、世界シェアの約18%となる350万TEUの船腹量を誇る業界を代表するアライアンスとなる。新アライアンスは、この充実した船隊に加え、今後竣工予定の最新鋭の大型コンテナ船を順次投入し、より広範なネットワークを形成、高いスケジュールの遵守率を実現する。またアジア、北米、欧州、地中海、中東の寄港地を増やし、直行サービスを充実させることで高頻度かつ競争力のあるトランジットタイムを実現し、多様化する客のニーズへ的確に対応する。