郵船ロジスティクスの香港法人はセン湾区の自社倉庫「Tsuen Wan Logistics Center(総面積約17,000平米)」に冷蔵・冷凍施設を設置し、3月14日から営業を開始した。
同社が香港に冷蔵・冷凍施設を設けるのは初。同施設はこれまで電子電気機器関連品を中心に各種物流サービスを提供していたが、日本や欧州からのeコマースをはじめとした食品輸入の需要増加を受け、今回の冷蔵、冷凍施設設置に至った。冷蔵施設は2℃~5℃、冷凍施設は-18℃~-15℃の温度帯での保管が可能で、加工食品や生鮮品、酒類など幅広く取り扱う。
また、冷蔵、冷凍保管だけでなく、入出庫や流通加工(仕分けやラベル貼付)、梱包、非居住者在庫への対応など各種ロジスティクスサービスを提供する。また、今後はCFS機能を生かしたリーファー海上混載サービスの拠点としての活用も検討している。