日通総合研究所（東京都港区）は、日本マテリアル・ハンドリング協会主催の第25回日本MH大賞で、倉庫作業分析ツール「ろじたん」が優秀賞を受賞したと発表した。
「ろじたん」は、スマートフォンを作業者ひとり一人が携帯し、設定した時間間隔でスマートフォンから通知を受け、行っている作業項目をワンクリックで入力するだけの仕組み。これにより、計測精度、入力工数、特定作業の計測など、倉庫作業にかかる諸課題を解決することができるようになった。ろじたんは、表示する作業項目をスタッフ別に設定でき、自分に関係のある作業のみを表示できるほか、設定した時間間隔でスマートフォン側から音や振動で通知があるため、忘れずに作業入力が行える。
また、計測した実績データをクラウドサーバに送信することで、一切のデータ入力作業が不要となる。そのほか、計測したデータをビジュアル化するEXCELツールを提供することで、集計作業が効率化できるなどの特長を持つ。