SBSロジコムは、2014年12月に着工した新杉田物流センター(延床面積約1万2,000坪)が完成し、2月2日に竣工式を開催した。
同施設は首都高湾岸線「杉田」出入口の至近距離に位置し、JR京浜東 北根岸線「新杉田」駅から徒歩5分にある。1階に26台分、3階に24台分の屋内型トラックバースを設置。3階に通じる車路は40フィートセミトレーラーが双方向で通行できる幅員を確保した。また、1・2階および3・4階専用エレベータ、東西2カ所のエントランスや事務所を複数箇所設けることで建物全体を4分割しての専用利用が可能になった。1・2階の一部には約 2,700 坪の「定温庫」を設置。ここで高級ワインを預かり、都心まで8台の施設専用リーファー車で配送を行う。気候の変動に影響されず、年間を通じて一定の温度・湿度を維持する同庫は、ワインの保管に最適な設備となる。
現在、輸入雑貨やアパレル・食品系商社など7社で、賃貸可能面積の約95%の利用が確定。同社は新杉田物流センター支店を開設して2月中旬から段階的に商品の搬入を始め、6月中旬には300人規模でフル稼働させる予定。