山九グループ中国法人の上海経貿山九儲運(上海市)は、12月15日に太倉支店を開設した。
太倉支店は、太倉地区および江蘇省全域の客先をターゲットにした太倉港発着貨物、太倉港利用提案の営業、集荷活動を目的として開設したもの。太倉港に事務所を置くことで現場の管理監督を強化し、サービス品質の向上、緊急時のタイムリーな対応が可能となった。
現在、江蘇省の蘇州・無錫には多くの日系企業が進出しており、太倉港の利用へと切り替えていくことによって、上海港を経由していた客先の利便性(陸上輸送距離の短縮・上海港の混雑回避)が高まる。今後、同社は太倉港をゲートウェイとして、江蘇・上海間のネットワークによる各種物流業務への対応を円滑に行い、太倉港発着貨物の更なる拡大を目指す。