三井倉庫は12月22日、那覇港公共国際コンテナタ-ミナルを管理運営する那覇国際コンテナタ-ミナル(沖縄県那覇市、以下NICTI社)の51%の株式を取得し、中核会社としてその運営に参画する事を発表した。
那覇港は、沖縄振興特別措置法に基づき2013年に「国際物流拠点産業集積地域」として国内唯一の経済特区に指定されるなど、今後物流施設の集積による規模拡大・機能拡充が計画されている成長エリア。NICTI社は、那覇港唯一のコンテナターミナル管理運営会社としてターミナル利用効率の向上や良好な運営に努め、那覇港管理組合より高い信頼と評価を得ている状況にある。
業務の委託元である那覇港管理組合は、規模拡大に対応したコンテナターミナル運営サービスの維持向上と今後の取扱数量の更なる拡大を目指しており、三井倉庫は、京浜港・神戸港等での大規模コンテナターミナルの運営で培った経験や、船舶代理店業としての集荷・船社誘致活動のノウハウを成長市場である那覇港に展開していく。