オリックス、枚方ロジスティクスセンターを竣工

オリックス(東京都港区)は7月31日、大阪府枚方市で開発を進めていたBTS型物流施設「枚方ロジスティクスセンター」が同日竣工したことを発表した。

同施設は、第二京阪道路「枚方東」インターチェンジ、「枚方学研」インターチェンジから約3キロ、またJR片町線「長尾」駅より約1.5キロの工業団地内に立地しており、京阪間の主要幹線道路である国道1号線からも約3キロと大阪・京都圏の配送に適しており、開発地である関西圏内陸部はBCPの観点からも需要が高い立地にある。

敷地は約1万平米(3,215.38坪)、地上5階建(倉庫部分4層)、延床面積約2万平米(6,170.43坪)の施設で、竣工と同時にオーティーティーロジスティクス(大阪府高槻市)への賃貸を開始している。オリックスグループでの物流投資事業は、2003年からBTS型施設の開発を中心に開始し、2008年頃からはそれまでのノウハウの蓄積を生かし、マルチテナント型施設の開発に主軸を移した。これまでに延べ35万坪弱の開発を手掛けている。