山九のベトナム現地法人、山九ロジスティクスベトナム(ホーチミン)は5月26日に、 ベトナム南部のドンナイ省に新倉庫「サイゴン物流センター」を竣工した。同物流センターは敷地面積3万500平米、倉庫面積2万800平米の2階建て倉庫で、ベトナム南部における日系企業最大の物流センターとなる。
設備面では保税倉庫を備え、検品・仕分けなどの流通加工にも対応。立地は多くの日系企業が進出し始め、今後急成長が見込まれるニョンチャックⅢ工業団地に位置し、部分開通している東西ハイウェイや今後の主要港として注目を集めるカイメップチーバイや2020年開港予定のロンタン国際空港に至るまで、優れたアクセス性を有している。更にベトナムとタイやカンボジアをつなぐ南部回廊物流サービスの体制も整える。なお、同倉庫は北部に1万平米を有するハイズン倉庫に続くベトナムにおける山九グループ2棟目の倉庫となる。