センコーは4月16日、埼玉県狭山市に「狭山PDセンター」を稼働させたと発表した。 これまで同社は埼玉県の北部や東部地区を中心に物流センターを開設してきたが、新センターの稼働により、埼玉県西部をはじめ首都圏向けの物流サービスを強化する。新センターは圏央道(首都圏中央連絡自動車道)の狭山日高インターチェンジに至近で、関越自動車道、中央自動車道、東名高速道路への接続に優れている。
新センターは地上2階建て、延べ床面積21,000平米の物流センターで、倉庫棟前面には長さ170mのトラック バースを設け、幅13mの大きな庇を備えるなど、全天候型の物流センターとなっている。また、非常用発電機、自家給油スタンドをセンターの敷地内に設置することで、震災など万一の災害時にも、いち早く物流業務を再開できる体制を取り、BCP(事業継続計画)に力を入れている顧客ニーズに対応可能。さらに、館内照明にはLEDを使用するほか、庇を利用した屋上緑化を行うなど環境に配慮するとともに、屋上に 太陽光パネルを設置し、売電事業も行う。