鴻池亜細亜物流（江蘇）は12月4日、中国江蘇省常熟市の江蘇省常熟新材料産業園で初となる最新鋭物流センターを10月28日に稼働させ、11月7日に竣工式を行ったと発表した。
中国江蘇省常熟市には、化学品・医薬品・自動車関連・半導体産業といった新産業が集中する。同社は今後高まることが予想される新産業の物流需要への対応として、常熟定温物流センターを竣工した。
同センターは、江蘇省常熟新材料産業園では初となる18度での中温度帯管理、加圧式による防塵対策や高速シートシャッターを兼ね備えた高機能倉庫。保管だけでなく自社トラックで上海・蘇州までをカバーする配送機能も備えている。
今後は上海、香港、青島など中国にある鴻池グループ８拠点と連携し、中国における物流ネットワークの充実を目指す。