佐川急便は7月22日、リネットジャパンと宅配便を活用した使用済小型家電の回収事業を7月1日から愛知県大府市・小牧市・豊橋市で先行スタートさせ、7月21日から愛知県全域にて本格スタートしたと発表した。
従来の回収方法に加えて、利用者の自宅まで回収に行く、小型家電リサイクル宅配回収サービスを開始する。宅配回収を行うことで利用者が簡便に小型家電のリサイクルができる環境を整備し、利便性向上を図る。これにより、回収率向上およびリサイクル促進に寄与する。
小型家電の資源を有効に利用し、かつ適正な処理を行うために、2013年4月から小型家電リサイクル法がスタート。すでに一部の市町村では回収が始まっているが、「近くに回収ボックスが無い」「持ち込むのが面倒」等の理由により、適正な回収が進んでいない地域が多くみられる現状がある。
そこで、リネットジャパンと佐川急便が協業スキームにて、小型家電リサイクル法の再資源化事業計画を申請し、リネットジャパンが認定を取得。小型家電リサイクル品の、宅配回収サービスを実現した。