プロロジスは5月13日、千葉県習志野市のマルチテナント型施設「プロロジスパーク習志野5」の開発に着手すると発表した。同時発表の「プロロジスパーク千葉ニュータウン」とともに、千葉県内陸部における新たな物流適地として、顧客ニーズに対応した物流施設開発を進めていく。
開発予定地周辺は住宅地が広がり労働力確保に有利である一方、現地は東習志野工業団地の一角にあり、24時間操業にも対応できる。
施設は、約29,000平方メートルの敷地に地上4階建、延床面積約64,600平方メートルの施設として開発され、2015年4月に着工予定。施設は1階と3階にトラックバースを備えたメゾネットタイプで、荷物用エレベーターと垂直搬送機を実装し、荷捌きの迅速性と保管効率を両立させた利便性の高い計画となっている。入居カスタマーの事業継続性への配慮から、プロロジスのマルチテナント型施設における標準仕様である緊急地震速報システムや衛星電話等が備えられる。
そのほか、プロロジスがグローバルで推進している環境負荷を低減した物流施設開発の一環として、庫内を含む施設全体にLED照明を採用する他、大規模太陽光発電システムを導入する予定。