日通、タイ-マレーシア間国際鉄道輸送サービスを開始

日本通運は、タイ・バンコクからマレーシア・クアラルンプールにおいて日系企業として初となる国際鉄道輸送サービスを12月18日から開始すると発表した。

同社が始める国際鉄道輸送サービスは、専用列車により最大27両分の貨物を一度に運ぶことで大量輸送が可能となり、輸送能力の大幅な増大を実現する。その一方で、コスト、通関手続き時間を含めたリードタイムは従来のトラック輸送と同等。さらに、環境負荷の少ない輸送手段である鉄道を利用することで、同区間における温室効果ガス排出量はトラック輸送と比較して削減が可能となる。

まずは、自動車部品関連の輸送を中心に定期運行サービスを開始し、運行便数を増やすことで輸送キャパシティーを広げ、更なるサービスの拡充を目指す。