日本通運は10月26日、北京市の人民大会堂で開催された「日中第三国市場協力フォーラム」に参加した。
同フォーラムは、日中の第三国における民間経済協力案件を念頭に、両国の幅広い政府関係機関・企業が出席し、日中の民間企業の交流を一層推進するために開催され、同社からは渡邉健二会長などが出席した。また同フォーラムのテーマの一つである日本と中国の協力プログラムの一環として、フォーラムに先駆けて、同社は中国外運と業務提携の覚書を締結した。
中国外運は、中国国営企業の招商局集団有限公司の傘下で、世界36カ国、79拠点の海外ネットワークを持つ、中国最大手の総合物流企業。今回の業務提携を通じて、両社の物流業界における優位性および資源を活用し、中央アジアやアフリカなど第三国における物流面の協力を行い、相互の発展を目指す。