郵船ロジスティクスは２月9日、同社マレーシア法人のTASCO Berhadが、マレーシア南部のタンジュンペラパスに新倉庫をオープンし１月27日に営業を開始したと発表した。
タンジュンペラパスはマレーシア・ジョホール州の南西に位置し、州都のジョホールバルまで車で30分、対岸にはシンガポールには１時間という立地の良さからASEAN域内の物流ハブとして発展を遂げてきた。マレーシアはASEAN域内で非居住者在庫が可能な国として近年注目されており、物流需要も見込めることから新倉庫のオープンに至った。
新倉庫では電子電気機器や一般消費財をターゲットに、入出庫、在庫保管、流通加工、配送管理など各種ロジスティクスサービスを提供する。また、タンジュンペラパス港フリーゾーン内という立地を生かし非居住者在庫をはじめ、シンガポールへのクロスボーダー輸送などを提供する。