山九は１月19日、タイ現地法人の山九レムチャバン（チョンブリ県）が、「山九アマタシティフレイトセンター」を1月1日に開設したことを発表した。
同センターは、タイ国東南部にある日系企業の進出著しいアマタシティ工業団地内に新設し、敷地面積4万4,800平米、倉庫面積1万9,920平米、360 ㎡の事務所棟を備えている。傾斜地形を生かして建設されているため、倉庫背面ではトラックを対象とした貨物積み卸しをフォークリフトで行いながらも、倉庫前面では庫内床面と同じ高さのまま、海上コンテナへの積み卸し作業が可能。
主要取扱貨物は自動車部品及び、OA機器部品や日用品を中心とした一般貨物を予定。2011 年の同国における洪水災害以降、各企業の生産拠点をタイ東部に集中する傾向が続いている。近隣進出企業から物流センターについての引き合いは多く、今後も増加傾向が続いていくものと考えられる。この様な背景のもと、内陸側の大型工業団地に隣接する同倉庫は、顧客の調達物流における基幹倉庫としての役割を担うために設立された。これにより、タイで山九グループが保有する物流センターは計19棟（15万3千平米）となった。
【施設概要】
名 称：山九アマタシティフレイトセンター（略称：ＳＡＣＦＣ）
住 所：289 Moo4, Mapyangporn, Pluakdaeng, Rayong,21140 Thailand
タイ王国 ラヨーン県 プルックデーン郡 マープヤンポーン 集落 4 289 番地
開設日： 2015 年 1 月 1 日（借庫）
【倉庫仕様】
敷 地 面 積：44,800 ㎡
倉 庫 面 積：19,920 ㎡ 平屋・鉄骨作り
事務所棟面積：360 ㎡
取 扱 品 目：自動車部品、OA 機器部品、
日用品その他